帰国便は
BA307 CDG - LHR
BA005 LHR - NRT
と再びLondon Heathrow経由のBritish Airways。
朝食時刻になるのを待って慌ただしくパンをつまんで出発です。
ちなみに天候は毎度の如く雨。こっち着いてから毎日「朝は降ってるけど昼から晴れる」パターンでした。
そうそう、フランス語圏に入って以降、パンは白くなりましたがやっぱり卵なしで固いのは一緒でした。(バゲットとかは元々卵なしだから当たり前だけど)
卵の入るクロワッサンやブリオッシュなども日本で売ってるものに比べるとやはり卵少なめです。
こうしたドイツパンやバゲット系統の卵なしのパンが好きな私にはむしろ嬉しいんですが、ブリオッシュ系に関しては柔らかくてしなやかであってほしいなと思うのでした。…とりあえず食べにくいし(笑)。
主食のパンの色・固さに関しては
- UK
- 白・柔らかい。でもその辺議論する以前にあまり美味しくない(^^;;)。
- Belgium
- 白・柔らかい。日本の標準よりずっとふわふわ。「優美」とか「繊細」という言葉が似合う。
- Deutshland
- 茶色・固い。「素朴」というか「質実剛健」(^^;)。
- Switzerland
- (ドイツ語圏)茶色・固い。素朴。
- Swisse
- (フランス語圏)白・固い。
- France
- 白・固い。
こんな感じでした。 フランスのブリオッシュ系が固かったのが意外かな。
CDGまではパリ北駅までメトロ、そこからRERです。パリの鉄道における乗り換えがどれだけ非効率なものかはすでに十分学習しているのでかなり行動に余裕見てます(笑)。
実際にはParis NordでRERに入ってからは通路幅や床の平坦性などの基本構造はだいぶ改善されました。(日本やドイツ、スイスの標準になっただけともいう)
列車の発車時刻・ホーム案内板も数は少ないながらも設置されます。――が、ひとつ大きな問題が。
肝心のホーム番号が分かりやすいところに書いてないのです。
駅構内案内図などという気のきいたものももちろんないので、乗る列車とそのホーム番号が分かってもどこに行けばいいのかとっさに分からないという。
#行き先の方面ごとにどのブロックに行けばいいのかまではちゃんと案内があるので分かる。 分からないのは最後の数本のホームのうちどこに行けばいいのか。
結局ホーム番号はホームを半ばまで先に進んだところにようやくありました。 やっぱりこういうのはホーム別に歩くコースが分岐するところに掲示してないと役に立たないと思うのですが(-_-;;)。
CDG terminal 1もなんだかデザインの面白さばかり優先された感じでかなり使い勝手の悪い空港施設ですね(^^;;)。 日本のバブル期に建てられた建築を思わせます(笑)。
#フランス人自身もそれは自覚しているのか、terminal 2は実用性重視でずいぶん工夫したそうな。 確かに平面図見る限りterminal 1とは比べ物にならないくらい使いやすそうです。
全般にパリには「デザインは悪くないけど実用上難が…」ってものが多かった気がします。
例えば泊まったホテルの設備。
パリには元々17世紀とかからそのまま残ってる古い建物が多いのですが、それをそのまま残して使おうとする意識があまりに強いようなのです。
その結果、元々そんなに広くない階段スペースにむりやりエレベーターをつけて「私たちの体格でも二人身一つでぎっしりになるエレベーター」と「すれ違えないほど狭い踊り場」を作ってみたり、水道のなかった時代の間取りに今のバスルームを組み入れた結果「私の今住んでる1Kの安アパートよりなお一回り小さいトイレ」を作ってみたりと、実用上かなり問題が出てしまっています。
#うちらより体格の大きい欧米人にはまじ辛いと思う…。
古いものを大事にするというのも行き過ぎると害悪だなあとつくづく感じさせられます。
#大戦で壊されて「再建」になってるドイツはまあ別として、イギリスやスイスは「外装そのまま、内部を改築・改装」という形で折り合いをつけるパターンが多いです。 やっぱそれが妥当な線だと私も思います。