今回訪れた国のうち、スイスは世界的に物価が高いことで有名です。 同じく高物価で有名な日本の人間も驚くくらいと書かれていたりします。
でも、実際に行ってみての感触は:
日本の首都圏と変わらん(笑)。
――いや、これは世界標準から見たらかなり高いんだってことは理解できますが、普段首都圏で生活してる人間にとってはやっぱりその物価が「標準」なんですよね(^^;;)。
色々なものの値段を大雑把に比べてみるとこんな感じでした。
- 宿泊
- スイス<日本。バス・トイレつき二人部屋、朝食つきで\10,000あれば大丈夫。
- 生鮮食料品
- スイス≧日本。これはうちの近所が安いからかも…。
- パンなど一般食料品
- スイス<日本。
- ワイン・チーズ
- スイス<<日本。これはまあ当然か。(輸送費と関税がかかるからね)
- ファーストフード
- スイス>>日本。マクドナルドの値段で比較(笑)。
- それ以外の外食
- スイス<日本。ただしあの量を食べる場合。小食だと元が取れないかも。
- 交通費
- スイスパス使ってたんで不明。
- 美術館・博物館入場料
- スイス<<日本。というかスイスだとたいがい無料。
- 電化製品
- スイス≧日本。秋葉原と比べるのが悪いか。
#それにしても電化製品は日本製強いですねー。特に精密機器と小型品。
携帯オーディオ(カセット、CD、MD…)、コンピュータ関連、カメラ(銀塩、デジタル、ビデオ…)あたりは売り場の眺めが日本と変わらないんですけど(^^;)。
パリに関してもだいたい同傾向。食費はパリのが安いかな?
ちなみにメトロの値段はこれまた日本の首都圏とあまり変わらない感じでした。
ゾーン運賃だからちょっと比較しにくいですけど。
で、主訪問国二つに関しての物価印象はこんな感じですが、実は一つ「こいつは高い!」と思った国があります。
それはイギリス。往復の乗り継ぎで空港に入ってますが、とにかくここが高い。
#空港内外の価格差はパリやスイスでも見てるんで補正済み。
ただこれは「イギリスの物価が高い」というよりは「ポンドが高い」という感じです。 つまり、(前にイギリスいったときも感じたけど)あちらの感覚でいくと「£1 = ¥100」なのに、実際の為替レートだと「£1 = ¥120」くらいなので、その分高くなるわけです。
#地下鉄の初乗りが£1.20だったり、「百円バーガー」が£0.99だったり…。
日本での価格に馴染み深い(日本製(^^;))電化製品類も、「.を,に変えて一桁上げて、£を¥に変えたらだいたい日本でもそんなもんか、という値段になるなあ」と思いましたし。