*&ruby(カブリ・アフィネ){Cabri Affiné}; [#mc035e5e]
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&ref(Cabri_Affine.jpg,nolink,photo1);
|種別|原産国|原料乳|h
|[[シェーブル>Chevre]]|[[France]]|[[山羊乳]]|
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直径6cm、厚さ2.5cmほどの円筒型で、表面にはふやけたような皺があり、白〜灰色の綿毛状のかびに覆われています。
周囲は2枚の栗の葉でくるまれており、[[Banon]]と瓜二つです。
こちらのほうが心もち大きいかな。
内部も水分が少なくぽろぽろした白い塊が外皮直下から練乳のように溶けてゆくというフレッシュ系シェーブルの典型的な特徴を見せますが、[[Banon]]や[[Saint-Maure>Saint-Maure de Turaine]]と比較すると溶けたあとの色がかなり黄色が強いです。
むしろ[[Brie]]のような牛乳白かびチーズの内部に近い色合いです。
味については、液化する前の若い部分は[[Banon]]や[[Witte van Werchter]]と同様酸味とほくほくした食感のあるさっぱり系の味です。
一方熟成が進んで液化した部分は[[Brie de Meaux]]や[[Brie de Melun]]といった「芳醇系白かびチーズ」のような濃厚な旨味を持つという、シェーブルらしからぬ特徴的な味です。
なお、味が濃厚な割には臭いはほとんどなく、外見と食感はあくまでもシェーブルのものです。
個性がはっきりしていて美味なので、お酒の友やデザートなど単体で味わうのに向いています。
一方熱をかけたり食材として使うにはどう考えても不向きなので試してもいません。
RIGHT:(Oct. 6, 2004)
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