三連休を利用して、民族音楽愛好会のグループメンバーたちと秋田へ旅行。
参加四名のうち関東組三名は三連休パスでこまち利用。
集合場所は東京駅丸の内中央改札口。
在住地が遠い順に到着したというのはお約束。
そして遅刻して最後についた人が三人全員分のパスを持っていたというのもまたお約束。
で結局始発から乗ったにもかかわらず道中の過半、仙台駅まで座れなかったりなんかすると(苦笑)。
暇つぶしの田沢湖
田沢湖駅で残る一人と合流後、バスで田沢湖畔へ。
途中対抗列車とのすれ違いで新幹線が5分ほど遅れていたこともあって発車間際の駆け込み乗車でした(^_^;)。
チェックインまでには時間があったので荷物だけ預かってもらって湖畔へ。
日本最深の湖とはいってもまあ端から眺めている分にはごく普通の湖です(笑)。
ただ岸辺の砂が非常に白く輝いていたのが印象的ではありました。
#花崗岩の長石と石英の部分だけを砕いたような感じ。
わりと粒は粗めで、砂が丸くなかったのもちょっと奇妙かも。
湯煙
安食堂で昼食だけすませて、散歩もそこそこに再びバスで本日の主目的地、乳頭温泉郷へ。
比較的時間には余裕があるので二つほど露天風呂を巡る予定。
紅葉にはちょっと早かったかな~。
結局我々男性陣三名は蟹場温泉&大釜温泉の二ヶ所に行ってきました。
蟹場温泉
木立の中、囲いも何にもない露天風呂はとってもいい雰囲気。
もうちょっと紅葉しててくれればなあ。
湯は透明度30cmくらいに白濁していて、硫黄分を多く含んでいるみたいです。pHは弱塩基性かな。
ちょっとぬるぬる感あり。
しかしそういった細かい点はともかくとして湯の温度が結構高く、早々に上がっちゃいました(笑)。
#湯船に湯が流れ込んでくる最上流部に近いところにいたのが敗因か……。
大釜温泉
妙の湯に行っていた(はずの)もう一人との再合流待ち&のぼせ解消の小休憩――となぜか彼女は孫六温泉方面から戻ってきたりしてびっくり。
何でも妙の湯の露天風呂が改装中だったんだそうな。
大釜温泉の方の露天風呂は板の透垣で囲まれた方形の湯船と蟹湯温泉とは対称的。
湯は薄いクリーム色に強く濁り、透明度は10cmほどしかありません。
あまり臭いはないのですが顔を洗ったら強く鉄の臭いと味がしました。
これから推察するにpHは弱塩基性でしょう。
肌の感触は普通の水と変わらなかったんでほとんど中性に近いと思いますが。
こっちはのんびり浸かってるのにちょうどいいくらいの湯温でした。
蚊がいっぱい飛んでたのが目障りでしたが。
#その割に刺しにはこなかったのが不思議。
この場所では温度でもCO2でも肌を識別できないのが原因かなあ。
Intermission: 孫六温泉方面
すっかり温まってもまだ帰りのバスまではちょっと時間があったんで、孫六温泉までの道中の景色が良かったということで途中まで。
日没間近でちょっと暗めではありましたが、確かにあと一週間もすればなかなか見応えのある紅葉になりそうな景色でありました。
健康的な夜
予約していたのは国民宿舎の方だったはずなのに、チェックインしてみたらなぜか併設のユースホステルの部屋になっていたという驚きの事実がそこに(笑)。
――まあ値段もユースホステル分でしたし、すきま風が吹き込んだりするようなひどい部屋ではなかったんでいいんですけどね。
#しかしこの年になって普通の旅行でYHの世話になるとは思わなんだ。
夕食は食堂こそ国民宿舎とユースとで別れているものの、見た感じ献立は共通な様子。
もとより豪華なものは期待してませんが、そこそこ品数もあってどれも素朴に美味。
いい意味で期待を裏切られました。
特にご飯そのもののおいしさが際立ってました。
米どころへの収穫期の旅行だけに、これはなにげにけっこう期待してたのでとても嬉しかったです。
#だからって六杯も食べたのはちょっと食い過ぎかもしれん(^^;;)。
あと初めて食した「ミズの実」も面白い形とモロヘイヤやオクラみたいな粘る食感で気に入りました。
調べてみたら「ミズ」ってのはウワバミソウの別名だったんですね。
といってもこっちの名前でも「名前は聞いたことある」程度ですが。
総勢四名では大貧民もそう盛り上がらず(「ナポレオン狂」は今回参加してません)、旅費精算などの仕事もあっさり終わって2230頃にはさっさと就寝してました。
ああなんて健康的な。
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